アレリナnovel
□未来はきっと・・・
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またコジモの野郎に殴られた
チッ、あの野郎たいして上手くもねェくせにすぐ八つ当たりしやがって
しかもここんとこ毎日だ
偉そうに人を殴りやがって・・・
それもこれもあの新人のせいだ
アイツが上手いから俺がコジモに殴られんだ
ったく、どいつもこいつも胸クソ悪ィ・・・！！
いつかぜってー見返してやる！！！
「やあ」
「あ？」
俺が顔を上げると、そこには見たことない男が立っていた
キレイな白い髪に左眼の妙なでかい傷、そんでもって黒いコートをビシッと着こなしている
「なんのようだよオッサン」
俺はこういうキザったらしいタイプが一番嫌いだ
いかにも金持ちみてェな格好しやがって
どうせ俺は文無しだよ
「オッサンは酷いなァ、これでもまだ２０代なんだけど」
男は頬をポリポリと掻いて困ったような顔をする
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