Walker Family
□変わらぬ平和な朝
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「・・・んっ、ふぁぁぁ・・」
外から射し込む朝日の光
朝独特の暖かな空気の匂い
我らが主人公アレン・ウォーカーは、大きな欠伸と共に目を覚ました
「朝、か・・・・ん?」
寝ボケた頭をなんとか叩き起し、ベットから起きようとすると、アレンは腕が何かに引っ張られているよな感触を覚えた
何かと思って隣を見ると、そこにはアレンの腕を両手で抱いて眠っている妻、リナリー・ウォーカーの姿があった
「(何年経っても、変わらないなァ・・・)」
アレンはそんなリナリーの長く美しい髪を優しく撫でる
と、リナリーはそんな感触に気がついたのか、ゆっくりとその瞳を開いた
「おはよう、リナリー」
アレンが優しく微笑みながらそう言うと、リナリーも目をこすりながら微笑み
「うん、おはようアレンくん////」
互いに見つめ合い、自然と唇が引き寄せ合う、そして
ギュッ
「うわ!?」
それは、いきなりアレンの服が引っ張られたことによって阻止された
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