Walker Family
□アナタに送る言葉
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「プロポーズ!?」
「しーっ・・・!!声が大きいですよ・・・!!」
とある街の喫茶店
アレンは久しぶりに会ったラビとお茶をしていた
「プロポーズって・・・お前ら一緒に住んでんのに結婚してねェ?」
「ま、まあ・・・」
アレンは今リナリーと同じ屋根の下で暮らしている
だが夫婦としてではなく、恋人として同棲しているのだ
ラビはその事実を聞いた途端、あまりの情けなさに頭を抱えた
「モヤシ!」
「くっ・・・」
くやしいが、ラビの意見がもっとも過ぎて反論できない
「で、どうすんだ?」
「へ?」
「へ?じゃねェだろ 俺を呼びだしたんだ、惚気に来たわけじゃないさ?」
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