拍手log

□サスケ
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機械的なサスケの手を握って、



「好き」



と、偽りの言葉をかける。



もう何度目の嘘なのか、自分でもわからなくなった。



最初は、本当に好きで、好きで。嘘なんかじゃなかったのに。



いつからか、



彼が、“カラクリ”ということを思い出してしまった。



彼に、触れるたび。話すたび。見つめるたび。



冷たい体温、かたい唇、そのなにもかもが“ヒトじゃない”に繋げていく。



そんなこと、絶対に言えない。



言ったらきっと、悲しんでしまう。



この気持ちがわからないように、「好き」と伝えれば。



…でも、きっと、



サスケだって、もうわかってるんだろう。



いつからか、



サスケは笑わなくなってしまった。





いつからか

(終わりが近づいてる。)






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