パラレル文。
□Love Is Message ★
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「ごちそうさま」
「お粗末様でした」
食べ終わった食器を流し台に持っていき、洗う。まだ、料理を少ししか作れないゾロは、食器洗いくらい出来ると言い、洗うようになった。(しかし、洗い始めた頃は力加減が判らず十数枚の皿を割りました。)
「さ〜てと、パソコンの接続するかな〜」
サンジは、リビングの角に小さなテーブルを置くと、その上にパソコンを置いた。ゾロは、ソファに座りながらサンジの行動を見ていた。
「これが〜……………あぁ、此処か。んで、これが……」
説明書を見ながら接続していくサンジ。時々、ウソップに電話をして判らなくなったところを聞きながら、なんとか接続完了した。
「出来た〜♪」
『俺様のおかげだな♪感謝しろよ☆』
「さてと、ネットするかな♪」
『Σ人の話を聞けよ!』
電話の向こうでツッコミを入れるウソップを無視して、サンジはイスを持ってきてパソコンをいじりだした。ゾロはサンジから電話の子機を取ると、もしもし??と喋った。
『お〜、ゾロ』
「ウソップありがとな。あと、悪かったな」
『どういたしまして♪別に謝らなくて良いって。サンジの脅迫紛いの行動はいつもの事だ』
笑いながら言うウソップに、もう一度礼を言うゾロ。
『それじゃ〜な』
「またな」
ピッとボタンを押して、子機を元の位置に戻した。またソファに座り、サンジを見た。