パラレル文。
□幸福宿 ★
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「ゾ〜ロvVただいま〜♪」
仕事を終え、愛妻の待つ家に帰った瞬間、その愛妻にただいまのキスとか言いながらサンジはゾロの額にキスを落とす。
「っ////仕事から帰ってくる度にそういう事すんじゃねぇって言ってんだろっ」
むすっとした顔で言うと、サンジはゴメンね…と微笑みながら謝った。
「別に…良い…////」
「そっか♪ゾロは優しいなぁ〜vV……あっそうだ♪」
サンジは鞄の中から封筒を取り出してゾロに問いかけた。
「さて問題です。この封筒の中身は何でしょう?」
「浮気現場の写真」
「Σ即答でその答えかよ!?ι俺、泣いちゃうぜ?」
「冗談だ。んで中身は何だよ??」
小首を傾げるゾロ。サンジは、可愛いなぁvVと思いながら封筒の中身を出した。
「ジャ〜ンッ♪温泉への招待状♪」
「温泉??」
ますますキョトンとするゾロの頭を、サンジは優しく撫でる。
「俺が忙しすぎて新婚旅行…まだ行ってないだろ?本当は海外に連れて行きたかったんだけどな……」
残念そうに言うサンジだが、ゾロは首を横に振った。
「ううん…嬉しい…。俺、海外とかより温泉の方が落ち着くから…」
ゾロは、サンジから温泉のチケットを取り、そのチケットに口付けた。
「新婚旅行、楽しみだな♪」
「〜〜〜っ…あぁ、楽しみだ♪」