気になるメモ

astが気になったことを調べた結果を書いていく
ただそれだけのもの
時々書き忘れて頭の中だけに留めておくかもしれない
要するにただのメモ
◆13「法」は何故さんずい? 


これには三つの説があります……が、その前に霊獣カイチを知っているでしょうか?
法という感じは本来すごく難しい漢字で書くんです
説明はしにくいのですが、法の「去」の上に「鹿」から「比」を引き、鳥の下の部分をつけたような感じです
で、その簡略化され無くなった部分をとりだし、けものへんのついた解の後ろに持ってきてカイチと呼ぶのです
伝説上の動物で、馬に似ていたようです
『大漢和』の説明の中には、「人の闘うのを見れば其の邪悪なものに触れ、人の論を聞けば不正の方を噛むという」とあります
呼んで字のごとくです
さて、この予備知識を頭の片隅において置いてくださいね

まず一つ目の説、それはこの「水」は「水平」の意味で、基準・標準を表している、というものです
つまり、善悪を判断できるという霊獣カイチと、基準・標準とを組み合わせて世の善悪の標準を示す「法」という漢字ができあがっている、とするのです
また、別の説として、この字は、まわりをぐるりと水で取り囲まれた小島に、霊獣カイチを閉じこめた図を表している、というのもあります
そうすると、たとえ霊獣といえども自由に動き回ることはできないわけで、そこから転じて、私たちの生活を規制する「法」という意味になる、というのです
そして三つ目の説では、古代中国の裁判では霊獣カイチを2匹用いたといいます
今風に言えば、検察側と弁護側に1匹ずつカイチがいるわけです
この2匹を争わせて、勝った方が裁判にも勝利するのです
敗れ傷ついた霊獣は、文字通り水に流されてしまうというのです
「法」に「さんずい」が付いているのは、この「水」を表している、というのがこの説の主張です

ま、つまりは霊獣カイチが関わっていたということですね

2009/12/06(Sun) 20:52

by ゲンゾウ
カイチってそう書くのか。

昔やったメガテンに仲魔として登場したんだが…不思議な姿だったな(笑)

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