気になるメモ

astが気になったことを調べた結果を書いていく
ただそれだけのもの
時々書き忘れて頭の中だけに留めておくかもしれない
要するにただのメモ
◆08どうして風邪の時に胃薬が出るのか? 


昨日のおまけみたいなものかもしれないですが……
姉のを見て疑問に思ったので、ね

風邪を引いて、喉は痛いし熱はあるし鼻水は出る
早めに治そうと思って病院へ行ったら、風邪の薬の他に胃薬まで出てきた
胃は痛くないんだけど何で?――――そんなことがあったりしませんか?
胃に来る風邪ならわかるけど、胃腸の症状も出てないのに何で胃薬までと、不思議に思ってしまいますね
あなたに出た風邪の薬には、解熱の作用や腫れや痛みを抑える作用のある薬が含まれています
体の中にプロスタグランジンという物質ができて、それが痛みや炎症を引き起こしているのです
そういう薬はプロスタグランジンをやっつけてくれるんですね

胃を保護してくれてるのはこのプロスタグランジン
痛みを引き起こす悪玉と、胃を保護してくれる善玉と、プロスタグランジンは両方持っているんです
ところが、アスピリンなどの解熱鎮痛薬はプロスタグランジンがその時体でどういう事をしてるかなんて知ったことではなく、そこにプロスタグランジンがあるから何も考えずに攻撃してしまうのです
その結果、胃が荒れてしまうことになってしまいます

胃が痛いときも痛み止め飲めば、全然効かないどころか余計悪くなることも少なくありません
知らないでそういうことをしてしまう人も、時々います
鎮痛剤だったら痛みには何でも効くと、ついつい思ってしまうんですね
でも、鎮痛剤とプロスタグランジンの関係がわかったのですから、これからは胃が痛いときは胃薬を飲んで下さいね

とまあそんなわけで、風邪薬と胃薬はいっしょに出されることが多いのです
ただ、これにも個人差はありますから、今まで風邪薬だけ飲んでいても胃が荒れたりすることが全くなかった人は、それを医師に話して胃薬を減らしてもらうこともできます
本当は体のことを考えるなら飲む薬は少なければ少ないほどいいのですからね

2009/10/19(Mon) 19:18

[コメント書込]

[戻る]
[TOPへ]
[カスタマイズ]



©フォレストページ