気になるメモ

astが気になったことを調べた結果を書いていく
ただそれだけのもの
時々書き忘れて頭の中だけに留めておくかもしれない
要するにただのメモ
◆07薬を水で飲む理由……というか正しい飲み方 その2 


では薬の服用時間って結局はどうなのかということですが

・食前の薬
 食事の30分前に飲む薬です
 食欲がない、吐き気がするとき、食前に食欲増進剤や制吐剤を飲んでおくと、食事の時に気分が悪くなることを防いでくれます
 また、食事の内容によって、薬の効き方が変わってしまったりすることを防ぐために、食前に飲むことを指示されることもあります

・食後の薬
 食事が終わった直後から30分以内に飲む薬です
 薬が胃の中で溶けて、胃壁を荒らすのを防ぐため、胃に食べ物が入っている状態=食後に薬を飲むようにします

・食間の薬
 これは時々間違う人がいるのですが、食事の最中に飲む薬ではありません
 食後二時間後に飲む薬です
 胃に何も入ってない状態で、薬の吸収を良くすることを目的に使われます
 漢方薬などが代表的な例ですね
 食と食の間……朝と昼の間などで食間です

・時間毎に指定された薬
 「六時間毎」「八時間毎」というふうに食事とは関係なく、時間を区切って飲む薬です
 これは、さっき話した血中濃度に深く関わりのある薬を出すときによく出される指示です
 飲み忘れのないように注意しましょう
 一時間くらいならずれても大丈夫ですが、三時間以上ずれることのないようにしてください
 また、時間毎に指定されていても夜中に起きて飲まなくてもいいように、六時間毎なら毎食後と寝る前、八時間毎なら毎食後あたりを目安にすると忘れにくくてよいでしょう

・頓服
 鎮痛・解熱剤のように、具合が悪くなったときに飲む薬です
 一度飲んだら次に飲むまでに大体四時間はあけるようにして下さい


食欲がない、時間がないなどでお昼を抜いて、そのまま薬まで抜いてしまう人がよくいるようです
しかし、一般的には、食事をしないときでも薬は飲むようにして下さい
ただ、中には食欲増進剤など食事をしないなら飲む必要のない薬や、糖尿病の薬のように空腹時に飲むことで低血糖の症状を起こしてしまう薬もあるので、医師・薬剤師の説明をよく効いて服用しましょう


カプセル剤は、そのままでは不味かったり、匂いが悪かったりして飲みにくい薬を、飲みやすくするために開発されました
また、カプセルの中に色々な色の粒が入っているのが見えることがよくありますね
これは、その粒によって効き目が違ったり、溶ける時間が違ったりと、色々と工夫されているのです
錠剤でも、中身は見えませんが中にはカプセルと同じように、少しでも飲む人のためになるように、様々な工夫が凝らされているのです
また、錠剤は表面をコーティングして胃ではなく腸で溶けるようにしている場合もあります
そんなカプセル剤をバラバラにしたり錠剤を割ったり砕いたりすると、せっかくの工夫が台無しで効果が薄れてしまったり、副作用が起きることがあります
医師に「一回半錠」など特別な指示が出されていない場合はカプセルも錠剤も自分で勝手に加工しないようにして下さい
ちなみに、軟カプセルという種類のカプセルの中身は液体です
うっかり割ってしまって、あちこちに薬液をこぼしてしまわないようにしましょう

2009/10/18(Sun) 21:47

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