『日焼け』



金「滝夜叉丸先輩?何を塗ってるんですか?」

滝「これか?これは日焼け止めといってな、私の滑らかな肌を守るための薬だ」

三「へぇ〜。面倒くさいことしますね」

金「Σ次屋先輩!?いつの間に……
いや、それより集合場所に一人で来られたんですか!?」

滝「そんな訳ないだろう
……ご苦労だったな四郎兵衛。褒美に日焼け止めを塗ってやろう」

四「ふぇ〜疲れましたぁ…」

金「あ………やっぱり」

三「『やっぱり』ってどういうこと?
ってか滝夜叉丸先輩、四郎兵衛に変なもん塗らないで下さいよ」

滝「変なものではない。日焼け止めだと言っているだろう」

金「体育委員は外での活動ばかりだから、確かに日焼けしますよね。今の時期は特に」

滝「そうだろうそうだろう?
よ〜し、金吾にも塗ってやろう
可愛くないことを言う三之助には塗ってやらん」

三「別にいいっすよ。そんな女々しいもんつけたくないし……先輩と同じってのも嫌だし」

滝「お前はホント可愛くないな」

小「おっ、皆集まってるな!」

「「「七松小平太先輩!!」」」

小「ん?滝夜叉丸は金吾に何をしてるんだ?」

四「日焼け止めを塗ってるんです」

小「日焼け?そんなもん気になるのか?」

三「ですよね」

金「いや、僕も別に日焼けは気にしてないんですけど…」

滝「皆は日焼けの恐ろしさを知らないんですよ!!
日焼けのし過ぎはしみ・そばかすの元だと書物に書いてありました
我々体育委員は、一般より多くの紫外線を浴びてるのですから、予防するに越したことはないのです!!」

三「うざっ……」

金「つ、次屋先輩!?」

小「まぁ細かいことは気にするな!!日焼けが怖くては体育委員は務まらないぞ!
と、いうわけで今日は裏裏山にいけいけどんどーん!!」

四「ひぇ〜〜」

小「それにな、滝夜叉丸」

滝「はい?」

小「どんなに薬を塗ったところで、全ては汗で流れると思うぞ?」

滝「……………じゃあその都度塗り直します」

小「ハハハハハッ
お〜い皆〜!!滝夜叉丸は委員会中に薬を塗り直す程の余裕があるらしいから、今日は裏裏裏山までのランニングに変更だ!!」

金「えっ!?」

四「ひっ…!!」

三「げっ」

滝「な、な、な、七松先輩!?私はそんなつもりで言ったんじゃ…」

小「いや〜嬉しいな〜
やっぱり体力有り余ってこその体育委員!!
いけいけどんどーん!!」

金・四・三「………滝夜叉丸先輩…?」





滝「うっ………………すまん」




(小平太→焼けてなんぼ!!男前ww
滝夜叉丸→日焼け止めを塗って焼かないようにする
三之助→気にしないから普通に焼ける
四郎兵衛→赤くなっちゃうタイプ
金吾→健康的な小麦色
……って気がします(^O^)/)


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