未完成のプロット

□profile
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【アレクサンダー・ロウァズ・スペンサー】
貧乏貴族。義母の卑劣な策略によって爵位を剥奪される。妻子を殺害した罪で故郷から追われる逃亡者。
カナルと契約し破魔の力を手に入れる。
清廉潔白な性格だが、女難が多く続いたため人間不信、とくに女嫌いへと陥るが、シファカの出会いによって立直り始める。今までに会ったことのない女性であるシファカに惹かれてゆく。


【シファカ・マリクヮーネ】

寂れた港町の漁師の娘だった。
兄は古代遺跡トレジャーハンター。
赤毛に大きな猫目の緑の瞳の溌剌とした活発な女性。二十代前半。
癖の強い巻き毛を頭の天辺で括り、袖なしの首までのトップスに短い皮の腰巻きにガードル、膝に保護具と皮長靴を身に着けている。
気が強いが気立はよい姉御肌で弱者に優しく、町では老若男女問わず好かれていた。
兄が謎の遺跡から曰く付きの魔剣を家に持ち帰ったことから、兄は追ってきた魔族に殺され、故郷も滅された。敵を打つため魔族ハンターになる。
腕の立つ剣士であり武術全般得意であるが、それだけでは魔族を滅せないので仲間に魔法使いを探していた。

【カナル・ファナリア】
神精霊人。鍵で人と契約し、魔を討つ力を授ける。
神族から人界への使い。契約者の力によって成長する。

人間の魂の根源にある願いを叶える定めを持つというが、
その実、人間界の魔族の侵出に歯止をかけるために神族から聖浄化計画の一端として生み出され、送り込まれた。

木属性からもとは乳緑白色の髪と橙色の目を持つ。
契約した者によって能力値、姿形と変化していく生態のため、中性から少年へと変わる。
人間的な柔らかい栗髪茶眼の色素をまとう。
実核とも呼ばれる鍵を主に受けとられ契約完了とする。

実核は変形する。アレクの場合は魔法剣となり、魔法使いでも精霊族でもない人間が初級魔法を使えるようになる。

世界の理と歴史のアカシックレコードを刻まれて誕生し智慧は授かったが経験は伴っておらず。

未熟な子供同然。見た目は十代後半。

【ラザフォード・ゾロ・ソフィア】

人界最大組織、ゾロソフィアカンパニー総帥御曹司。
元軍情報局のエリート。現武器開発部門のトップ。機械工学のエキスパート。
残虐非道の性は魔族の血を引いていると巷で誠しやかに噂され恐れられている。
酷薄な美貌の黒髪碧眼の青年。軍所属にはないもののそれに似た制服をまとう。
とある魔師と結託。


【ゼフィロ】

月師から人界へ使わされたせっ候の一。
当初は神魔具捜索任務。
途中からカナルたちの同行を探る任務に移り、旅の仲間に加わる。
道外師のような悪趣味な化粧、闇色裏地黄色のマントをまとう。
ツンツン跳ねた紫髪に紅眼。
普通の姿になると月属性らしく美形。
シェンには不思議な引力を感じて気になる。彼女の窮地には黙って見ていられずつい手を出してしまう。
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