06/13の日記

23:37
風の吹く時
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――アルトマーレの港。


ラシルス「き、来た…!」
ヤイバ「シルクさんの機嫌を損ねないよう、ちゃんと赤絨毯は敷けました…!」
ティア「後は、捧げ物のアルトさんを用意するだけですね☆」
ヤイバ「だから血祭りにしたくないんですって!」
アルト「おーっす、来てやったぞー。」
ラシルス「お前は赤絨毯の上を歩くんじゃねぇ。」
イッシー「おぇ…なにこの赤絨毯…」
ラシルス「し、シルク様!どうぞお通り下さい!」
ハウント「シルクさん?」
シルク「…一体どういうつもりよ…」


――しばらくして、アル伝本部。


ティレイ「あの、ラシルス様…?シルク様は誰彼構わず斬りかかったりしませんからね…?」
ラシルス「え…ホントに…?」
サーファ「そうだね。むしろこんなに目立つ事をされる方が嫌がるね。」
ラシルス「マジかよぉ…気負い過ぎて損した…」
アルト「まぁ、代わりに俺が歩いてやったんだから良いじゃん。」
ラシルス「お前はアル伝にもいっぱい居るんだから、特別感も何もねぇよ。」
イッシー「さて、船酔いも冷めてきたし、アルトマーレの観光でもして帰ろうかな。」
ティオ「帰りも死にかけるのか。」
イッシー「…もう帰るの止めようかな…」
ラシルス「いや、流石に帰れよ…」
ティア「私の別荘が廃墟になりますね☆」
サーファ「リゾートエリアに廃墟は似合わないね。」
アルト「プレハブ小屋あるけどな。」
ラシルス「に、似合って無さすぎる…」
ヤイバ「相変わらず自由に過ごしているのですね、風吹くメンバーたちは…」

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