06/04の日記

20:58
白衣の中の薬品
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ラシルス「マフラーも綺麗に洗ったし、これで人前に出られるな。」
ティア「心が汚れてるので無理です☆」
ラシルス「うるせぇ、出させろ。」
ティオ「そういえば白衣の中に薬品を入れたままだった。」
ラシルス「また入れっぱなしだったのかよ…」
ティア「昨日の薬品なら、排水口に流しちゃいました☆」
ラシルス「薬品を垂れ流しちゃ駄目だろ…」
ティオ「まぁ、アンモニアが水と混ざってアンモニウムイオンになるだけだ。」
ラシルス「…つまり…?」
ティオ「分かりやすく説明すると、今回は問題無いという意味だ。」
ラシルス「…なら良いんだけど…」
ティア「流石私ですね☆」
ラシルス「お前よく分からずに捨てただろ。」
ティオ「またどこかでアンモニアを探さねばな…」
ティア「アンモニアなんて、何に使うんですか?」
ティオ「アンモニアの元素記号はNH3だが、窒素と水素が使われている。ここから野菜の肥料を作ろうと思ってな。」
ラシルス「成る程、よく分からないけどすげぇな。」
ティア「そうですね♪スライムは全く作らずに肥料を作るつもりなんですね♪」
ラシルス「…確かにその図太さはすげぇな…」
ティオ「気にするな。肥料を得る事が野菜の売り上げを左右するのだからな。」
ラシルス「あぁ、ティアの雑貨屋の話か。」
ティア「スライムの売り上げに全く貢献してない人の台詞とは思えませんね☆」
ラシルス「…う、うん…それは確かに…」

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