07/17の日記

18:43
ティオの怪談
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ラシルス「最近、ちょっとだけ暑くなってきたな…」
ティオ「そうか?快適だと思うが?」
ラシルス「お前は普段ラボから出てこないもんな…エアコン効いてるし…」
ティア「暑さを吹き飛ばすなら、やっぱり階段ですね♪」
ティオ「…怪談だ。その誤字は流されるぞ。」
ラシルス「でも、何か怪談話とかあるか?」
ティオ「そうだな…即興で良ければ、何か語るぞ。」
ラシルス「ティオだもんな、即興でも期待する。」
ティア「じゃあ明日までに考えといて下さい♪」
ラシルス「…即興なのに一日かかるのか…?」
ティオ「かからん。…もう始めても良いか?」
ラシルス「う、うん…」
ティア「きっと大爆笑出来ますね☆」
ティオ「…本当に始めても良いのか…?」


――ここからしばらく、ティオの怖い話になります。


 ある日、その日は突然の夕立に降られ、コンビニの前で雨宿りしていた時の事だ。俺はその日は財布を持っておらず、傘を買う事が出来なかった事を悔やんでいた。

 しばらく雨を眺めていたら、遠くの方で人の姿が見えた。それだけなら何も気にしなかったのだが、傘をささず、ただ体を揺らしながらゆっくりと歩いていたのだ。


ティオ「怖いだろう?」
ラシルス「怖いと言うか、ただただ不気味なだけじゃん…」
ティオ「そうか。なら続きを話すか。」


 その人間が一歩、また一歩、ゆっくりとこちらに向かってきた。ついに顔がうっすらと見える距離まで近付いた時…

 俺は気付いたら、『りゅうのはどう』を放っていた。


ティオ「怖いだろう?」
ラシルス「あぁ、怖いわ…いつ警察がここに来るのか…」
ティア「懸賞金が懸けられるまで、ティオ君を護らないといけませんね♪」
ティオ「最終的に引き渡すのか…まぁ良い。」


 攻撃された人間は、凄まじいスピードでこちらに走ってくる。


ラシルス「え、生きてたのか…?」
ティオ「…イッシーがそれくらいで死ぬと思うか?」
ラシルス「そういう話か…イッシーの生命力に恐怖するのは怪談じゃねぇよ…」

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