07/02の日記

18:21
ティオの料理当番
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ヤイバ「ただ今戻りましたー。」
ガルム「今日の見回りも異常無かったぜ。」
ラシルス「おう、お疲れさん。」
ヤイバ「ところで、この匂いは何ですか?」
ラシルス「今日は珍しくティオが料理当番なんだけど、多分その匂いだな。」
ヤイバ「ティオさんが料理当番ですか?年に1回あるか無いか位の珍しさですね。」
ラシルス「確かにティオの料理当番なんて、珍しいよな。」
ガルム「何を作ってるんだ?」
ラシルス「さぁ…おーい、ティオー。」
ティオ「何だ?」
ラシルス「今日の晩飯は何なんだ?」
ティオ「知るか。機械が勝手に作ってるんだ、話が通じる相手では無い。」
ラシルス「…ティオが作ってるんじゃ無いのか…」
ティオ「AIを導入した料理ロボットなのだが、会話する能力は無い。だから出来上がるまでは何が出来上がるか分からぬ。」
ヤイバ「それ、料理当番って言えるんですか…?」
ガルム「本人は何もしてないぜ…?」
ティオ「お陰で実験に手を付けられる。」
ラシルス「完全に手の込んだ手抜きじゃねーか…」
ティオ「まぁそう言うな。美味いのは確かだぞ。」
ラシルス「美味くてもちょっと…なぁ…?」
ヤイバ「そ、そうですね…これなら料理当番いらないんじゃ…」
ティオ「人並みの感情があるから、たまにサボるぞ。」
ラシルス「余計な機能を付けてんじゃねーよ…」

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