06/25の日記

20:31
忘れ物
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ティア「ラシルスさーん。雑貨屋に置きっぱなしだったんですが、これ何ですか?」
ラシルス「ん?これ俺のじゃ無いぞ?」
ティア「まさかぁ。今日はラシルスさんしか来てないのに、他に忘れ物出来る人がいる訳無いじゃないですかぁ。」
ラシルス「いや、それでも俺のじゃ……ってちょっと待て。俺しか来てないって…お客さんは!?
ティア「今日は誰も買ってくれませんでした。いぇい。」
ラシルス「『いぇい。』じゃねーよ!?何があったんだよ!?」
ティア「いやぁ、今日は運が悪かったって事にします。」
ラシルス「のんきなもんだな…」
ティア「それで、この忘れ物は何ですか?」
ラシルス「あぁ、そうだった。…これ、孫の手かなぁ?」
ティア「なるほど。やっぱりラシルスさんのですね☆」
ラシルス「…背中に手が回らない年寄りだと思ってんのか…?」
ティア「でも、ホントに誰のでしょうね?」
ラシルス「さぁ…昨日の忘れ物とかじゃないのか?」
ティア「今日ので間違いないと思うんですけどねぇ。」
ラシルス「でも俺のじゃ無いしなぁ…」
ティア「…あ。」
ラシルス「どした?」
ティア「そういえばこれ、私が振り回して遊ぶ用でした☆」
ラシルス「…自分のだろ…?忘れてたのか…?」
ティア「忘れてました☆」
ラシルス「…コイツホントに背中掻いてるんじゃねーのか…?それはそれで嫌だけど…」

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