ラティ家の一日

□第1話
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イッシー「なぁ、ラティアス。ラティオス。」
ラティアス「はい?なんですか?」
イッシー「…やっぱり良いや。」
ラティオス「そこでやめるな。気になる。」
イッシー「え〜!嫌だよ〜!」
ラティオス「話せ!」
イッシー「分かったよ。実は、この家は…。」
ラティアス「うんうん。」
イッシー「…宇宙を旅行中なんです…。」
ラティアス「えぇ!」
ラティオス「なんだと!」
イッシー「嘘だと思うなら、窓から外を見てみろよ。」
窓の外に、青い星、地球が有った。
ラティオス「な、なぜだ!なぜこんな事になった!?」
イッシー「暇だったから、家を改造して宇宙旅行が出来るようにしたんだよ。」
ラティアス「とにかく、地球に帰れるんですよね!?」
イッシー「その事を言いに来たんだけど…。」
ラティオス「話の本筋はその事か。」
イッシー「今さっきね…やっぱ良いや。」
ラティアス「何でそこで止めるんですか!」
ラティオス「最後まで話せ!」
イッシー「…後悔するよ?」
ラティアス「構いません。」
イッシー「じゃあ言うけど、実は…。」
ラティオス「…。」
イッシー「…燃料が切れて地球に戻れなくなりました…。」
ラティアス「…。」
ラティオス「…。」
イッシー「…。」
ラティアス「えぇ!」
ラティオス「おい!どうするつもりだ!」
イッシー「それをみんなで考えようって事だよ。」
ラティオス「…チッ、仕方無い。」
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