目指せ!伝説のポケモンマスター! 2

□第10章:最強の力と結束の力
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新生ロケット団の『リュウシャンの封印解放』という目的を阻止するために儀式の祭壇に来ていたウルスたち。しかし、リュウシャンは再び封印から解放されてしまった。

ウルス「な、何てこった…。」
シルヴィ「私たち、みんな死んじゃうの?」
イッシー「…あ、そうだ。ティオ!一年前みたいに、もう一度封印しよう!」
ティオ「…すまない。それは無理なのだ。」
ジリュウ「ど、どういう事だ!?」
ティオ「確かにノヴァ・ブレードがあれば、もう一度封印する事は出来る。しかし、…一年前、リュウシャンの封印が解けかかったノヴァ・ブレードを異次元に送ったものだから、異次元で封印が解けてしまったようだ。…後は、言わなくても分かるか?」
イッシー「…リュウシャンが封印から解放されても、ノヴァ・ブレードはまだ異次元をさまよってるのか?」
ティオ「あぁ、そうだ。」
ウルス「良く分からねぇけど、俺たちが異次元に行って取りに行けば良いのか?」
ティオ「…異次元には、足を踏み入れると二度と戻って来られない。異次元は、この世界より重力が強過ぎるのだ。」
シルヴィ「リュウシャンが強力だから、出て来られたのね。」
ウルス「じゃ、じゃあ、もう助かる術は無いのか?」
イッシー「…ティオ、ノヴァ・クリスタルは?」
ティオ「前回使用した、あの一つのみだ。」
ジリュウ「…俺は新生ロケット団を足止めするから、お前らはリュウシャンを倒してくれ。」
ウルス「た、倒せるわけないじゃん!」
イッシー「何もしないでそのまま死ぬよりは、闘って死んだほうがマシだ。出て来い!ティア!」
ティア「ハーイ!…って、リュウシャン!」
イッシー「さぁ、倒すぞ!」
ティオ「ティア。今はイッシーの選択が正しいのだ。」
ティア「わ、分かりました!私、闘います!」
シルヴィ「ウルス!あなたはどうするの?私は闘うわよ。」
ウルス「もちろん、俺も闘う!」
ジリュウ「クリスタルの守護者!これを持って行け!」
ジリュウがイッシーにクリスタルを4つ投げる。
イッシー「ありがとう!ジリュウ!」
ウルス「戦闘開始だ!」
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