01/12の日記

21:29
気遣い
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ーーティアの雑貨屋。


ラシルス「…さむっ。」
ヤイバ「なんでこんなに寒いんですか、ここ…」
ティア「ここが寒ければ、外に出た時に暖かさを感じるかなぁと思いまして♪」
ラシルス「そういう気遣いは要らねぇよ…わざわざ寒い中来てるんだから…」
ヤイバ「でも、気遣いは大切ですよね。」
ラシルス「…まぁ、それはそうだな。なかなか難しいけど、出来るならした方が良いよな。」
ティア「雑貨屋でどれだけ多くの人を気遣えるのか、考えないといけませんね♪」
ヤイバ「…ちゃんと考えて下さいね…?」
ティア「いつも真面目なので、心配しないで下さい♪」
ヤイバ「あれで真面目なんですか…?」
ラシルス「とりあえず、ティア。何か気遣いのアイデアはあるのか?」
ティア「とりあえず、スプリンクラーを誤作動させましょ☆」
ヤイバ「だから真面目に考えて下さいって。」
ティア「大真面目ですよぉ。」
ヤイバ「これで大真面目ならば、貴女の真面目さは大したこと無いですよ…」
ラシルス「…ま、まぁ…この雑貨屋らしいと言えば雑貨屋らしいんだけどな…」
ヤイバ「もっとマシな頭を持って産まれてきて欲しかったですね…」
ティア「私が正常で、周りが異常なのです☆」
ヤイバ「…自分の異常さに、そろそろ気付くのが気遣いかも知れませんね…」

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