12/18の日記

20:30
ダンボールの盾
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ーーティアの雑貨屋。


ティア「ダンボールの盾が完成しました♪」
ヤイバ「分かったから早く品出しして下さい。」
ラシルス「でもこれ、すげぇな。ちゃんと腕に巻き付けて装備出来るし、『ロトの紋章』みたいなのも書き込まれてる。伝説の盾みたいだ。」
ティア「えへへ〜♪」
ヤイバ「そんな手間暇かけて雑貨屋の営業をサボってる訳なんですけどね…」
ティア「サボってるとは心外ですね。ちゃんと『仕事以外の事をしている』と言って欲しいです。」
ヤイバ「だからサボってるって言ってるんでしょうが。」
ティア「ヤイバが怒っても、この盾が私を守ってくれます☆」
ラシルス「盾って身を守るための物だから、言葉までは防げないよな?」
ヤイバ「…『マジカルフレイム』!」
ティア「あつっ…あ!ダンボールの盾が燃えてます!!」
ラシルス「…いろいろ手の込んだ作りだったけど、所詮はダンボールか…」
ヤイバ「残念でしたね。それじゃあ、早く仕事を…」
ティア「また盾を作らないと…」
ヤイバ「だからサボってないで仕事して下さいよ!?」
ラシルス「…この調子だと、ティアはしばらく仕事しなさそうだなぁ…」
ティア「ヤイバのせいで、仕事にならないです♪」
ヤイバ「お母さんが仕事をサボって工作してるからでしょ…」

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