11/07の日記
21:51
ばら撒かれた火薬
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ラシルス「なぁヤイバ、この床一面に広がる黒い粉は何なんだ?」
ヤイバ「あぁ、それ火薬ですよ。」
ラシルス「へー、火薬かぁ……火薬!?」
ヤイバ「そうなんですよ。だから刺激を与えないで下さいね。…間違っても『マジカルフレイム』なんて撃たないで下さいね?」
ラシルス「あ、あぁ…でも何で火薬が…?」
ヤイバ「…ティオさんのラボから運んでたら、落としちゃって…」
ラシルス「あ、そ、そうなのか…」
ヤイバ「それで今火薬を集めてるんですよ。慎重に、丁寧に。」
ラシルス「そ、そうか…気を付けてな…」
ティア「松明持ってきましたよ〜☆」
ヤイバ「何してるんですかこの大馬鹿者がぁ!!」
ラシルス「おぉ、ヤイバマジギレしてんじゃん…」
ティア「怒ると怖いのです☆」
ラシルス「…分かってて怒らせてるんだろ…?」
ヤイバ「全く…この辺り一帯は火気厳禁ですからね…?」
ティア「じゃあ導火線を引いて、向こうの方から引火させますね♪」
ヤイバ「…なんで怒ってるのか分かってないでしょ…」
ラシルス「…そういえばこの火薬、何に使うつもりなんだ?」
ヤイバ「あ、使うつもりは無いんですよ。夏にティオさんが作ってた花火の残りなんです。」
ティア「花火は作らないのに火薬はいっぱい作ってたんですね♪」
ラシルス「」ラシルス「…それは確かに…」
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