10/12の日記

21:13
粉状の大豆
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ーーティアの雑貨屋。


ラシルス「なぁティア。昨日聞いたんだけど、なんですり鉢で大豆を磨り潰してたんだ?」
ティア「大豆を粉状にするためです☆」
ラシルス「いや、それは知ってんだよ…」
ヤイバ「粉状にしてどうするつもりだったのかを聞きたいんですよ…」
ティア「じゃあ最初からそう言えば良かったんですよぉ♪」
ラシルス「…そりゃ悪かったな…」
ヤイバ「で、なんで粉状にしてたんですか?」
ティア「粉状にした物を水で練ってブロック状にすれば、オヤツ代わりになるかと思いまして♪」
ラシルス「…犬のエサみたいなもんか?」
ティア「そんな感じです♪」
ヤイバ「…言い方を考えましょうよ…」
ティア「でも、なかなか上手くいかないんですよねぇ。」
ラシルス「形が?」
ティア「味です。」
ラシルス「最初からそう言ってくれれば、味の話だってすぐに分かったのに…」
ヤイバ「…ラシルスさん、お母さんみたいですよ…?」
ティア「いやぁ、そのくらいは汲み取ってくれると思いまして…ラシルスさんもその程度なんですね。」
ラシルス「ぐはっ…」
ヤイバ「…カウンターを喰らってるじゃないですか、ラシルスさん…」
ティア「その程度でわたしに勝とうなんて、片腹痛いです☆」
ラシルス「…腹を立たせる能力は一級品だな、お前は…」

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