しょーとのべる

□華月の企み
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クリスマスも迫ったある日。とてもご機嫌な様子で何か準備をしている華月がいた。



華「〜♪」

鼻歌まで聞こえてくる。不思議に思った雪那は思わず声をかけた。
それが何かも知らずに…

雪「…?どうかしたのか華月??」

華「ん?何が??」

雪「いや、なんかご機嫌だなぁって」

華「えへへ〜だってもうすぐクリスマスでしょ??だからぁ…」

ニーッコリと微笑む華月

その華月の笑みに、何故かぞわっと寒気が走る。
イヤな予感がして逃げようとするも時すでに遅し。逃げられないようにしっかりと袖が掴まれていた。

雪「……何…?ι」

ダラダラと冷や汗を流す雪那に華月はこう言い放つ

華「雪那をかわいーくしてあげるからねっ☆」

予感的中。華月が何やら準備していたのは、どうやら俺に着せるものだったみたいだι

雪「や、やだ…ι」

ささやかな抵抗をしてみるも…

華「…何?」

雪那の袖を掴んだままの華月に(身長差のため上目がちに)にこぉっと有無を言わせぬ笑みで返された

雪「…何でもないです…(泣)」

所詮、華月には到底かなわない雪那。結局は着せられる運命だったようだ。

雪「はぁ…ι」

華「もぅ…大丈夫だょ雪那が世界中で一番可愛くてカッコいいんだからっ自信もって

雪「か、華月…///」

華「えへへ…///」

落ち込んでたハズなのにカッコいい、なんて言う華月の言葉に真っ赤になる雪那とはにかむ華月。

こちらもどうやら、依月・風に負けず劣らず、なかなかのバカップルなようだ。



それを端から傍観していた司は、軽くため息をつく。

司「…相変わらずというか、なんというか」

瑪「…司もかわいくする?」

一緒に傍観して呆れていたはずが、何故か便乗しようとしている瑪瑙の一言に

司「…勘弁してくれι」

頭を抱えたくなる司がいたとか…







終わって…!




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