拍手、有難うございます!!これからも頑張ります!!


※中将エド設定。


■白銀の世界。(前編)■

アメストリスといえども雪は降るもので、最近何故か雪ばっかり降ってるなぁと感じる。
いや、別に雪が嫌いというわけではない。
むしろ好きなほうだったりする。
だって、真っ白い地を一番最初に踏む楽しみがあるから。
・・・でも、さすがにコレはないだろう。
というか、いじめのとしか言いようがないと思うロイである。

「・・・吹雪いてるし。」


朝はあんなに晴れていたのに、急に昼過ぎると猛烈に吹いてきた。
ビュービューと凍てつく風が吹き荒れる、そんな外の光景を司令第2執務室の大窓から見ながらはぁと大きく溜息を吐くと、「ほい。熱いから、舌やけどしないようにな。」と言ってカップに入った何かを渡される。
ロイは「え?あ・・・どうも、有難うございます。」と言いながら彼女の上司にあたるエドワードに礼を述べた。
すると彼は、「吹雪いてんなー。」と言った。

「そうですね。・・・・ってか、書類整理は・・・」
「終わった。そっちは?」
「一応半分まで・・・」

あははと苦笑しながら呟く彼女に、「・・ってことは、休憩か。」と言ってコーヒーを一口飲んだ。
ロイも先程手渡されたココアをふうふうと吹いてから一口飲む。
温かい飲み物は口から胃に入ると、そこだけホカホカと暖かくなり全体的広がっていくのを実感しながら、ほぅと息を吐いた。

「相変わらず中将の淹れるココアは格別です。」
「それはどうも。」

そう言いながらまたズズズ・・と飲む彼に「もう少し音を立てないで飲んで下さいよ!」とペシリと叩きながら言うと、「本当だよね。」と言う声が後ろからする。
くるりと後ろを向けば、エドワードの弟、アルフォンスが書類を持ってくるのが見えた。
ちなみに、追加の書類らしい。

「兄さん、大佐、書類の追加。」
「送り返せ。」
「大総統からの・・・」
「・・・分かった。」

そう呟いて書類を持って行くと、晴れたら雪合戦しようなと言ってエドワードは部屋を出て行った。



■■■

久し振りの更新です。and、パソコンが不調の為携帯からの更新です。
新しいパソコンが欲しいなぁ。携帯と通信できる奴!アレだったらドコからでも更新できるからさ。うん。
とりあえず、今回はエドロイ子シリアスで頑張ります!


.


拍手だけでも良いですが、一言下されば管理人はもっと嬉しいです♪



[TOPへ]
[カスタマイズ]

©フォレストページ