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□幸せへと続く道vol.2
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高校入学式。


未夢は何とか彷徨や皆のお陰で、彷徨と同じ高校に入学することができた。








「……ってか、お前もここなんだ。」


彷徨が後ろで騒いでいる三太にぼそっ呟く。


「そーだよ!嫌そうにしながら、本当は嬉しいんだろ〜、このこのぉ〜!
友よ、また同じ学舎だ!青春を分かち合おう!」

三太が嬉しそうに話ながら、彷徨に抱きついたり、くすぐったりした。


「何を言ってんだか。ウザイ!くすぐんな!あー!はいはい。嬉しいですよ。」

彷徨は、降参!と言って三太をどうにかして離れさせようとした。


「まぁーたく!嬉しいなら嬉しいとはっきり言えば良いのに、なぁ!未夢ちゃん?昔からこいつはこうなんだよ。いー加減素直になれ!このやろうッッ!!」


三太はなおも彷徨をくすぐる。

「コショコショコショ〜コショコショコショ〜」



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