そのほか

□話
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保護、入学

「よ、よろしくお願いします。○○です。」

「あれ、あん時の子じゃん」
「お前、よく生きてたな」
「何、あんたら知り合いな訳?そんなのどうでもいいけど」
「私、野薔薇よろしく」
口調とは反してとても柔らかな優しい握手だった。
「よ、よろしくお願いします。釘崎さん」
野薔薇でいいわよ

○○は、何も知らずに此処へ来てるから、皆んな宜しく頼むよー
呪術師なんて見た事も聞いた事もないんだからね。

「俺もちょっと前まで無縁だったから、丸め込まれる○○と一緒だな!皆んな案外面倒見いいから何でも聞けよ」

「じゃあ皆んな、初心に帰って今日は高専について復習しよう」
なんだか私、すごいところに来ちゃったんじゃ…
それでも新しい環境で、自分の居場所がある事に安堵した

「先生、私は何をすれば…その、呪術?って私には何もないんですけど…」
「うん、まずは呪力のコントロールから!」
虎杖くんも同じように呪力を高めていったらしい。私にできるのだろうか
「○○は女の子だからね、殴らせるわけにはいかないし…電気ビリビリね」

ーー
かなり打ち解けてきた

名前呼びでいいと
「ゆ、悠仁くん…も同じように呪力のコントロールを覚えたって聞いたけど」

「あのキモカワイイ奴にボッコボコにされたよ!」
キモカワイイ奴な!
「そう、確かにキモカワイイ!なんか憎めない顔してるよね」
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