Dグレ的駄文

□狂気のキス
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浸蝕の狂気、


塗り潰される自我、


・・・そして、眼前には君。

衝動、止まる筈も無く・・・


(嗚呼、この憐れで無力な子羊に

『神』はその手を差し延べるのか・・・?)


上がる口角に、滑らかなる君の金糸を添わせ


『狂気のキス』



(−・・・ごめん、ね・・・)

最後の自我は、
君への謝罪で消え去った。




***

覚醒の14様少年と、(必然的に)近くにいた不運な監査青年。

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