REBORN!


□てめーら全員握ってやる!!
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〜10分後〜

リボーンに言われた通りに山本宅に向かうツナの姿があり

「ったく...オレのプライベートは無いのかよ」

等と愚痴を呟いているうちに山本宅に到着した。









「もうみんな居るかな?」

ツナは山本宅の戸を引く

「おじゃましまーす」

「おせーぞツナ」
「10代目!!」
「おっ、本日の主役とーじょ」

自称右腕の獄寺がツナの昨日の功を称えながら彼を席に座らせた

「お前さっきプライベートの事を考えてたみてーだが」

「そんなもんお前にはねーぞ」









「遠距離でもオレの気持ち読めるのかよ!!」









「10代目!!オレも10代目の気持ち読めます!!」

「えっ!?獄寺くんも!?」

「はい!(やっぱり右腕は獄寺くんだなぁ)とか(獄寺くん///お嫁に貰って欲しい)とか届いています!!」









「それ幻聴だから!!」






「う゛お゛ぉおい!!さっきからうるせーぞ!!!」








「お前の方がうるせーよ!!」






「そこじゃない獄寺くん!!」






「なんでスクアーロが居るんだよ!!」







「オレだけじゃねーぞ」

「えっ?」

ツナは辺りを見渡してみると

山本の父と寿司を握るザンザス

子供たちにナイフのマジックを披露するベル

女性陣と乙女トークに花を咲かせるルッスーリア

アルコバレーノと口論しているマーモン

独りで店の隅に佇むレヴィ

の姿が確認出来た。









「ヴァリアー全員いるー!!」









「クフフ、皆さん馴染んで居ますね」









「お前もだよ!!」









(もうツッコミきれないよ...)

(とりあえず、リボーンに状況を説明して貰わないと...)

「ヴァリアーも元々はボンゴレの一員だからな、争う理由が無くなれば味方同士だ」

「心を読むなって...じゃあ百歩譲ってヴァリアーは良いとするよ。」

「でも...」









「なんで骸が居るんだよ!!」









「知らねー勝手に来た」

「勝手にかよ!!」

「どんな状況にも適応するのがボスだぞ、慣れろ」

「慣れるったって...」




「おー、ザンザスくん、中々見込みがあるよ」

「カスザメならもっと旨く捌けるんだかな」

「う゛お゛ぉおい!それはどーゆー意味だぁ!?」




「すげー!!何でそんな事出来るのかランボさんに教えて欲しいもんね!!」

「ししし、だってオレ王子だし」





「わかるわ〜ギャップがいいのよねー」

「攻めツナ好きの同士が居て嬉しいです」

「はひ?何のお話ですか?」





「やっぱり努力を怠ったバカガキには金の良さを理解するなんて無理だね」

「なんだとコラ!!」




「意外と話が分るじゃねーか」

「お前もな、右腕の理想を良く理解している」

「話に水を挿すようで悪いけど、僕のランキングによれば二人とも『右腕』だと思われてないよ」

「!!」




「結構みんな慣れてるな..」

ツナは必死にこの異様な状況に慣れようと努力した

しかし、それは出来なかった

なぜなら彼は今までで一番ありえない光景を目の当たりにしたからだ









「かんぱちとヒラメのえんがわ」

「へい!おまち!しかし委員長さんは、通だね!!」









「雲雀さんが群れてるー!!」









「僕が群れてる?噛み殺すよ?」

「ひっ!すいませんでした!!」

ツナの謝罪は届くはずなく、雲雀はトンファーを取り出しながら席を立つ

(や、やばい!とりあえず気を逸らさないと)

「ひ、雲雀さんが、かんぱちとヒラメのえんがわが好きだったなんて知りませんでした!!」

「かんぱちとヒラメのえんがわは好きだよ、でも群れるのは嫌いだから...」









「ネタとシャリを別々にして食べてるよ。」












「それ只の刺身と酢飯だから!!」














結局噛み殺された
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