REBORN!
□夜ハ短シ妄セヨ乙女(後編)
1ページ/11ページ
「綱吉が愛してるのは僕だよ」
「何言ってんだ、ツナが愛してるのはオレだぞ」
「そうだよな?ツナ」
「え!?お、オレは…」
と、なる期待を抱き、左手で込み上げる笑みを抑えながら右手で私は沢田家の玄関を開けた。
俗(腐)に言う『笑顔隠して萌え隠さず』である。
しかしその萌えは露と消えた
「ら、ランボさんを怒らせると怖いんだもんね!」
「咬み殺す…」
委員長さんがランボ君を咬み殺そうとしていたからだ
ど、どうしよう!!
私のせいだ、私が「同じ屋根の下」って言ったから委員長さん勘違いしてランボ君狙っちゃったんだ
萌え隠さずとか言ってる場合じゃなかった!!
私は急いで…
ランボ君をかばった
委員長さんを止めた