REBORN！
□跳ね馬の疑惑！？
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学校からの帰り道、オレの足取りは何時もより軽い
オレだけじゃなくて、他のみんなもそうだと思う
なぜなら・・・
「明日から夏休みだ！！」
何時もより軽い足取りで、何時もより早く実家に到着、何時もより強めに玄関のドアを開ける。
「ただいまー！」
そう発すると同時に、家中の空気が凍りついたような気がした。
沈黙一秒、後にガタガタと慌しい音をオレの耳の中に投げ込みながら母親が登場する。
「つ、ツナ君おかえりー」
「た、ただいま・・・」
「何かあったの？」
「う、うん、お客様が来ててね」
客？と返答する前に答えが視界に飛び込んできた。
「よ、よーツナ、久しぶりだな」
「ディーノさん！？」
「日本に用事があってな、ついでに寄ったんだ」
「ツナの顔が見れて良かったぜ」
「そ、そうですか」
な、なんだこの空気・・・
「じゃ、そろそろ帰るわ、ま、またな」
ディーノさんは玄関のスリッパに足を取られて転がるようにして去って行った。
明日からどーしよ！？