東方肝試行
□第四話
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しかもそれがそれが、霊夢の丁度背後だったので流石の霊夢もこれにはかなり驚いたのだった。
「ちょっ何後ろから出てきてんの!?;」
「なるほどな、いろんなところから現れることができるのか」
「それはちょっと違うのよー」「違うのよー」
こうしてやっとのこと、声の主は霊夢達の前に姿を現したのだった。
「最初から前に出てきなさいよ!;」
「まあまあ、そうかたくならずにね」「ならずにねー」
「で、繰り返し言っているのは何でかしら?」
どうやら前の方にいる少女がしゃべっていることを、その後ろの少女が繰り返して言っているようだ。
「この子の癖なのよ」「癖なのよー」
「だからそこも繰り返さなくても;」
「で、そもそもてめェらはいったい何者だ?」
「えー、私はイールっていうのよ」
「私はエールっていうのよー」
「似たような名前ってことは双子なのね?」
「その通りなのよ」「なのよー」「因みに私達はポルターガイストなの
「あら、話はわかったわ」
霊夢は一気に重要なとこだけ聞いて、あとの台詞はうっとおしいのでカットした。
「私達の台詞飛ばさないでよー」「飛ばさないでよー」
「まあ、あんた達はポルターガイストね。
で邪魔なんですけど」
「邪魔?私達が?」「私達がー?」