東方肝試行
□第四話
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こうして子夜の親友、たまきに奥まで道案内してもらった霊夢達。
果たして黒幕はいったい何者なのか―
そして神社を縄張りにした真実とは―
全てはきっとさらにこの奥に眠っているのだろう。
「残念ですが、私が知っている道はここまでなのです〜」
「短い間だったけどありがとうね、たまちゃ〜ん。
では、先を急ぎましょう!」
「そうね。途中までありがとう!」
「どう致しまして〜。
この先にもたくさんの幽霊さんが出てきますのでお気をつけて〜」
たまきと別れた霊夢達は道を歩いている途中、大量の墓に出くわしたのであった。
「凄いわ!ここにはもっとお墓があったのね・・・」
「Oh・・・こりゃあ気味が悪ィな・・・;」
「これなら結構見ごたえがあるぜ」
「そんなことしている場合じゃないだろう、白黒」
どうやらこの墓が今回の事件に関与しているみたいだ。
「見覚えのある名前の墓はあったか、霊夢?」
「特になかったんだけど・・・
あれ?この名前は・・・」
明羅 ここに眠る
―この名前を見たとき、霊夢はどこかで会ったような人物であると直感的に思ったのだが・・・
思い出せないので、結局のところ、気のせいということにしておいた。
「とりあえずこんなところで道草くってないでさっさと次に行くわよ」
「ああ、そうだったな」
と、そのとき。
「ちょっと待ったー!」「待ったー!」
「「「「!?」」」」
何者かの声が聞こえた・・・のだが何処にも見当たらない。
「いったい誰なの!?姿を現しなさい!」
と霊夢が言うと、どこかから、突然姿を現したのだった。
「ってきゃああああっ!?;」