東方肝試行
□第一話
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それは夜の博麗神社。周りはしんと静まり返っている・・・
はずだった・・・
「う・・・ん」
神社の中にいた巫女が起きだした。
彼女こそ博麗霊夢だ。
「今何かの物音が聞こえたような気がしたのは気のせいかしら・・・?」
「おーい、霊夢ー」
「あっこれって魔理沙の声?」
外に出てみると魔理沙達三人の姿があった。
霧雨魔理沙。彼女は霊夢の友達の普通の魔法使いである。
「こんな遅くに何か用でもあるのかしら?三人揃って」
「いや、ちょっと早めのお歳暮を届けにきた」
「何だ、それだけのことでこんな夜中に?」
「用が違うだろ、白黒」
と魔理沙につっこみをしたのは片倉小十朗である。
「あっ!そうだったな、霊夢、とりあえず外見てみろ、外!」
と魔理沙に言われて外を見回すと・・・
「な、何これぇ!?」