図書館戦争短編小説
□どうして・・・?
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「毬江ちゃん!!」
声が聞こえた。普段出すはずのない大声だ。そして目の前に急に、大きい背中。見慣れた背中だった。でもその大きな背中が小刻みに震えた。そして、大きく傾いた。まるで巨木が倒れるかのように。倒れたとき何かが糸を引いていた。
ソウ、アカイ、トッテモ、アカイイトガ。
・・・。ナニ?コレ・・・?
アタタカイ・・・オユ?
チガウ。
テツノニオイガスル・・・テツ?
チガウ、コレハ・・・・・・
チ?
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