BLEACH長編小説
□戦闘 part2
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―二番隊隊舎の屋根―
「ハア!!」
「よ、」
ドガッ、
「グ、テェィ!!」
「セイヤ、」
ドゴッ、
「ハァハァ、」
「なあ、終わりにしねえ?さっきも言ったとうり、
女殴る趣味ないんだって」
「ハァ、うるさい!!黙れ!!絶対に殺してやる!!」
さっきから屋根の上で戦っているのは二番隊隊長砕蜂と、先ほどソウルソサエティにきた
桐生鉄鬼だった。
今二人は屋根の上で素手での格闘をしている。
しかし、白打の達人である砕蜂はいま、鉄鬼に押し負けている。最初こそ、鉄鬼がワザと受けていたが、今は違った。鉄鬼は攻撃に転じ、激しい攻撃を続けている。
「ハァァァ!!!!」
砕蜂は瞬歩を使って鉄鬼の背後に回りこみ、回し蹴りをしようとしたが、
「同じ手が、」
「!?」
「通じるかよ!!」
後ろに踏み込みながら、左手で裏拳を放った。
「グハッ!!」
砕蜂は吹き飛ばされ、屋根の上を転がっていった。鉄鬼は、大丈夫かと思ったがまた攻撃されるのはご免こうむるので、逃げようとした、
そのとき、
「尽敵螫殺『雀蜂』」
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