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□☆約束のしるし☆
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今日、オレは忙しい母親に頼まれ勘太郎を幼稚園に連れてきた。…連れてきた…まではよかったのだがオレは今、非常に困っている。
「やだやだやだぁー！勘ちゃんおにぃたんと一緒がいいもん！！」
「駄目だ。オレは今から学校に行かなきゃならないからな。お前はおとなしく幼稚園で遊んでろ」
「いーやー！」
…こんなやりとりが彼此10分。
そろそろココを出ないと学校に遅れるし…はっきり言ってウザイ。できることならこのまま先生にまかせ、置いていきたいところだ。
しかし、コイツの担当である先生は「あとはお兄さんにまかせるわね」とか言って、既に室内で他の園児の相手をしている。
もう何というか…泣きたい気分だった。