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□哀望
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マンションの最上階。
忍足の部屋の前に着くも、チャイムに応答が無い。
オートロックの為、外から開けるには鍵が必要なのだった。
明かりも付いていなかったし留守なのだろうかという考えもちらりと頭をよぎったが、意を決してポケットから合鍵を取り出す。


―後で捨てても構わへんから…貰うたってな?


初めて此処に泊まった日の翌朝、忍足から貰ったものだった。
「捨てるかよ…馬鹿」
鍵を一度握り締めそう呟いて、重い扉を開ける。





「……?」
室内は、暗い。
だが足を踏み入れれば、其処には確かに人の気配。
まだ就寝する様な時間でも無いのにと訝しむも、リビングの明かりを点ける為壁に手を伸ばす。
そうして。

「……!!」

ソファの上。
どう見ても唯寝ているといった様子では無い。



「侑士…ッ!!」





想い人を、見た。










―To be continued...





漸く害者を発見。(殺すなっての(笑))

そろそろ大詰め…ですかね……?
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