★小倉競馬場コース分析
小倉ダート1000m
[コース解析]
★有利枠=なし
小倉のダートの砂厚は8.5cm。滞在馬が調教で使用するため、札幌や函館と同じように他の競馬場より砂が深くなっている。レース時の時計はそれほど極端にかからないものの、全般的には力のいるコースと言っていい。1000mのスタート地点は向正面直線の左端。2コーナーの出口からで、コースの最高部から発走する。3コーナーまでの距離は366m。スタート直後の下り坂を利して、テンからかなり速いスピードが出る。コーナー、最後の直線でもそのスピードは緩まず、行ったもの勝ち。
小倉ダート1700m
[コース解析]
★有利枠=内〜中枠
スタート地点は正面スタンド前直線の右端。4コーナーの出口からの発走で、最初の1コーナーまでの距離は343m。最後の直線は291m。このコースの最大の特徴は、ローカルのダート1700mの中で最も逃げ、先行馬が有利であること。逃げ、先行馬を合わせた連対率は70%を超える。1〜2コーナーの坂を上り切ったあとにペースが落ち、そこで息が入る。そのため、前半飛ばして主導権を握った馬でも後半脚が残る。枠順は外枠が不利。
小倉ダート2400m
[コース解析]
★有利枠=なし
スタート地点は向正面直線の左寄り。展開はスローで流れて、砂厚も深く、スタミナ勝負になりやすい。その為、逃げ、先行馬が絶対優勢。勝負どころで後方に位置していては勝負にならない。前半は後方待機でもマクル戦法が必要になる。芝の長丁場で詰めが甘かったようなタイプが、コース替わりで一変するのも特徴。
小倉芝1200m
[コース解析]
★有利枠=なし
スタート地点は向正面直線の2コーナーのポケット。3コーナーまでの直線距離も479mになり、前半からかなりのスピードが出るコース形態になっている。3〜4コーナーのスパイラルカーブでもあまり速度が落ちないため、スピード能力で一気に押し切れるタイプには向いている。特にサクラバクシンオー産駒は強い。
小倉芝2000m
[コース解析]
★有利枠=内〜中枠
スタート地点は正面スタンド前直線の4コーナーのポケット。最初の1コーナーまでの距離は472mと十分にあるので、普通は極端に速くはならないが、先行馬が揃うと雁行気味に行って自然とラップが上がる。前半3ハロンがある程度速く流れて、2コーナーを過ぎて向正面に入ったところでペースが落ち着き、3コーナーに差し掛かる手間でまたピッチが上がるのが特徴。普通に流れれば逃げ、先行馬が有利となる。
小倉芝2600m
[コース解析]
★有利枠=なし
スタート地点は向正面直線の半ばよりやや左。1000mのスタート地点より少し前進したところ。道中の流れは淀みなく淡々と流れるので、逃げ先行馬有利。

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