隔離文

□融解氷結
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ずっと予告してたやつ。
もう完結は無理です。
色んな意味で。

※アニメ、クラヴィーア編設定。
※一応、15禁程度注意。
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じゃら

きんぞくの おと

じゃら

くびを しめる もの

じゃら

いきが くるしい

「アルヴィス。気に入った?」

きに いった?

「はい」

「まるで、ペットみたいだね」

ぺっと?

「ふふ。僕の所有物みたい」

ふぁんとむの しょゆうぶつ

「嬉しい?」

うれ しい?

「はい」

「良かった」

おれも よかった

「アルヴィス」

おれの なまえ

「こっちに来て」

かれの そばへ

「はい」

やわらかいものがふれた
かわいたくちびるへ
なんども
なんども
かれのてとおなじ
つめたい
くちびる

「…もうそろそろかな」

また触れる
じょじょに深くなるキス。
冷たい舌が絡み付き、蹂躙される。

「っふ…ぁ…」

ファントムの肩に手をつき引き離そうと力をいれるが、いつのまにか腰に回されていた腕が逃げる事を許さず、更に引き寄せられる。
深く絡み付く舌に、息が苦しい。

「…んんぅ…っぁ‥っ!」

息継ぎすら満足に出来ず、肩を押す事で精一杯抵抗していると、絡み合っていた舌が解かれ、水音をたてて冷たい舌が口腔から出ていく事で漸く解放された。
痺れる口唇をだらしなく開けたまま、荒く息を吐く。
先程とは違う鋭い眼光に、ファントムは満足気な笑みを浮かべていた。

「漸く戻ってきたね、アルヴィス」

「…っ……離せ」

「従順な君もいいけど、やっぱり正気の時の君のほうが躾がいがある」

「誰がお前にっ…!……っぐ!」

襟首を掴むように首輪を上へ持ち上げられ、必然的に顎を仰け反らせた。

「鎖は、まだ繋がったままなんだよ」

「………っ…」

息が詰まりそうになりながらも、愉快そうに笑う目の前の男を必死で睨み付ける。

「君は、苦痛に歪む顔がとても可愛いね」

「…………っ」

息苦しさに浅く喘ぐ様を見つめ、男は更に笑みを深める。

「ふふ。君を見てると、すごく壊したくなる」

「は…なせっ!!…っ!」

再び冷たい口唇に、言葉事塞がれる。
首が絞まるのをそのままに口唇も塞がれ、酸欠に頭がくらくらしてきた。
再び咥内を蹂躙する舌。
視界が上下左右に振れる。
堕ちる…と思った刹那、首輪を離され、序で腰に回されていた腕も解かれた所為で、そのまま床へ崩れ落ちた。





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この後は、がっつりエロの予定でしたが、無理でした。
エロは恥ずかしい。
それにしても、アルヴィスの首輪姿が見れるとは思わなかったな本当に。

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